県外在住の相続人、親交の無い相続人が多数いた遺産相続の解決事例を司法書士が解説!

1.状況

高知市在住のお兄様が亡くなり、法定相続人となった宮城県在住のAさん。

Aさんの姉(愛知県在住)の他、甥姪5名(全員が高知県外に在住)が法定相続人であることがわかりましたが、他の相続人とはあまり親交がなく、遺産分割協議が難しいうえ、お兄様にどのような資産があるかもわからないとのことでご相談に来られました。

2.当事務所からの提案

司法書士が遺産管理人として相続手続き全般について代行する遺産整理をご提案しました。

3.相談後の状況

司法書士が遺産管理人として財産調査を行ったところ、高知市の自宅と預貯金約1,500万円が相続財産であることがわかりました。

財産目録を作成のうえ、他の相続人に連絡を取り、状況説明を行いました。

他の相続人全員からも手続きへのご協力が得られたことにより、不動産については売却し、売却代金から必要経費を差し引いた残額を法定相続割合でで分配し、預貯金についても法定相続割合で分配することで無事に遺産分割協議が整いました。

遺産分割協議成立後、預貯金については、司法書士が解約のうえ、法定相続割合で全員に送金をしました。

不動産についても、不動産業者への査定依頼、解体業者・遺品整理業者への見積依頼、媒介契約の締結等をすべて司法書士が代行し、半年後に売却することができました。

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